2021年2月13日土曜日

地球を一つの生命体と考える


A fire broke out backstage in a theatre. 

The clown came out to warn the public;

they thought it was a joke and applauded.

He repeated it; the acclaim was even greater. 

I think that's just how the world will come to an end: 

to the general applause of wits who believe it's a joke.


Reasons for creating the world ⇒ ✕

How to create the world ⇒ ✕

Reason for destruction of the world ⇒ ✕

How to destroy the world ⇒ 〇


Gives intelligence to one life form.

The only mistake kills everything.

Overnight.



Democracy

Minimum number of minimum misfortune for maximum number of maximum happiness


To save all lives, for eternal peace,

You can kill one life.



They destroy the world

They pollute the world

They upset harmony

They kill all lives

All lives are saved

Eternal peace will come

By killing one life

By killing the life of one species

Nothing wrong

Nothing is wrong

Truth Justice



In less than 100 years, weapons that kill all humans in an instant will emerge.


If excellent scientists gather, it can be done in a month.



A murderer if you kill one person,

A hero if you kill a million people,


The one who killed all humans,


What is he called?

How is it treated?


What kind of sin does he have?

What kind of punishment will you give?

野獣先輩夏目漱石説


を作ろうと思って、このホームページを制作したんだけど

特に被るネタが見当たらないなあ(`・ω・´)

2021年2月12日金曜日

『吾輩は猫である』下篇自序


えに変らぬものは甕の中の猫の中の眼玉の中のだけである。

『正岡子規』夏目漱石


妙に気位の高かった男で、僕なども一緒に矢張り気位の高い仲間であった。ところが今から考えると、両方共それ程えらいものでも無かった。といってらに吹き飛ばすわけでは無かった。当人は事実をいっているので、事実えらいと思っていたのだ。

『処女作追懐談』夏目漱石


文科に入ったのも友人のすすめだし、教師になったのも人がそう言ってれたからだし、洋行したのも、帰って来て大学に勤めたのも、『朝日新聞』に入ったのも、小説を書いたのも、皆そうだ。だから私という者は、一方から言えば、が造って呉れたようなものである。

木下杢太郎


誰・・・?という方が大半かと


医学者で詩人です。美術研究家でもありました。

クレオパトラ7世


世界三大美人の一人やね


虞美人草で言及されております

虞美人


中国の項羽の愛人、まあくっそ有名ですわな

平塚雷鳥


婦人運動家です、学校の授業で学んだかと思います

元始、女性は太陽であった

三四郎の里見美禰子のモデルと考えられております

乃木希典


陸軍軍人です、明治天皇を追い殉死したのは有名ですな


『趣味の遺伝』夏目漱石


 ステッセルは降った。講和は成立した。将軍は凱旋した。兵隊も歓迎された。しかし浩さんはまだ坑から上って来ない。図らず新橋へ行って色の黒い将軍を見、色の黒い軍曹を見、背の低い軍曹の御母さんを見て涙まで流して愉快に感じた。同時に浩さんはなぜ壕から上がって来んのだろうと思った。浩さんにも御母さんがある。この軍曹のそれのように背は低くない、また冷飯草履を穿いた事はあるまいが、もし浩さんが無事に戦地から帰ってきて御母さんが新橋へ出迎えに来られたとすれば、やはりあの婆さんのようにぶら下がるかも知れない。浩さんもプラットフォームの上で物足らぬ顔をして御母さんの群集の中から出てくるのを待つだろう。それを思うと可哀そうなのは坑を出て来ない浩さんよりも、浮世の風にあたっている御母さんだ。塹壕に飛び込むまではとにかく、飛び込んでしまえばそれまでである。娑婆の天気は晴であろうとも曇であろうとも頓着はなかろう。しかし取り残された御母さんはそうは行かぬ。そら雨が降る、垂れ籠めて浩さんの事を思い出す。そら晴れた、表へ出て浩さんの友達に逢う。歓迎で国旗を出す、あれが生きていたらと愚痴っぽくなる。洗湯で年頃の娘が湯を汲んでくれる、あんな嫁がいたらと昔を偲ぶ。これでは生きているのが苦痛である。それも子福者であるなら一人なくなっても、あとに慰めてくれるものもある。しかし親一人子一人の家族が半分欠けたら、瓢箪の中から折れたと同じようなものでしめ括りがつかぬ。軍曹の婆さんではないが年寄りのぶら下がるものがない。御母さんは今に浩一が帰って来たらばと、皺だらけの指を日夜に折り尽してぶら下がる日を待ち焦がれたのである。そのぶら下がる当人は旗を持って思い切りよく塹壕の中へ飛び込んで、今に至るまで上がって来ない。

ウィリアム・クレイグ


イギリスの教授です、ウィリアム・シェイクスピア研究で知られる

夏目漱石は、個人授業を受けております


晋書


唐代の歴史書、枕流漱石という言葉が記述されております

負け惜しみの強いこと

言うまでもなく、夏目漱石の名前の由来ですね

『満韓の文明』夏目漱石


此の度旅行して感心したのは、日本人は進取の気性に富んで居て、貧乏世帯ながら分相応に何処迄も発展して行くと云う事実と之に伴う経営者の気概であります。満韓を遊歴して見ると成程日本人は頼母しい国民だと云う気が起ります。従つて何処へ行つても肩身が広くつて心持が宜いです。之に反して
支那人朝鮮人を見ると甚だ気の毒になります。幸いにして日本人に生れていて仕合せだと思いました。

トーマス・カーライル


イギリスの歴史家です、夏目漱石はカーライル博物館に訪れております


内村鑑三、新渡戸稲造が、カーライルから多大な影響を受けております

黒澤明


日本の非常に有名な映画監督です

映画に興味がない方でも、名前は聞いたことがあるかと


夏目漱石を好みました

映画夢は、夏目漱石の夢十夜のオマージュです 

薤露


中国の詩です、薤露行の由来です

薤露行はアーサー王の物語ですが

中国から題名を持ってくるというね


薤上露、何易晞 (薤の上の露の何ぞ晞き易し)

露晞明朝更復落 (露は晞けども明朝更に復た落ちん)

人死一去何時帰 (人は死して一たび去らば何れの時にか帰らん)

ジェーン・グレイ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ドラローシュ[レディ・ジェーン・グレイの処刑]
価格:8800円(税込、送料無料) (2021/2/18時点)


イングランドの9日間の女王


あの死刑の絵画は、一度見たら忘れないない


倫敦塔で言及されております

浅井忠

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

油絵 浅井 忠の名作「春畝しゅんぽ」
価格:77000円(税込、送料無料) (2021/2/18時点)


日本の洋画家です


三四郎の深見画伯のモデルと考えられております

ジャコモ・レオパルディ


イタリアの詩人です、日本ではマイナーな方やね


虞美人草で言及されております

『二都物語』チャールズ・ディケンズ


ロンドンとパリを舞台にした小説です、入れ替わりの物語


二百十日で言及されています

『オフィーリア』ジョン・エヴァレット・ミレー


 ウィリアム・シェイクスピアのハムレットを題材にした、有名な絵画ですね


草枕で言及されております

『トリストラム・シャンディ』ローレンス・スターン


夏目漱石が好んだ書籍です


これはもの凄いから、良かったら読んで欲しい


既成概念を破壊する小説ですな

『牡猫ムルの人生観』E.T.A.ホフマン


ドイツの作家です


牡猫ムルの人生観は、吾輩は猫であるに影響を与えたと考えられています

『硝子戸の中』夏目漱石


筆をとって書こうとすれば、書く種は無尽蔵にあるような心持もするし、あれにしようか、これにしようかと迷い出すと、もう何を書いてもつまらないのだという呑気な考も起ってきた。しばらくそこで佇んでいるうちに、今度は今まで書いた事が全く無意味のように思われ出した。

『夏目漱石論』森鴎外


二度ばかり逢ったばかりであるが、立派な紳士であると思う。

『漱石氏と私』高浜虚子


子規という奴は乱暴な奴だ。僕ところに居る間、毎日何を食うかというと鰻を食おうという。それで殆んど毎日のように鰻を食ったのであるが、帰る時になって、万事頼むよ、とか何とか言った切りで発ってしまった。その鰻代も僕に払わせて知らん顔をしていた。

『漱石山房の秋』芥川龍之介


そうしてその机の後、二枚重ねた座蒲団の上には、何処か獅子を想わせる、脊の低い半白の老人が、或は手紙の筆を走らせたり、或は唐本の詩集を飜したりしながら、端然と独り坐っている。

『吾輩は猫である』夏目漱石


吾輩は猫である。名前はまだ無い。


吾輩は人間と同居して彼等を観察すればするほど、彼等は我儘なものだと断言せざるを得ないようになった。


人が認めない事をすれば、どんないい事をしても罪人さ、だから世の中に罪人ほどあてにならないものはない。

『こころ』夏目漱石


手紙の内容は簡単でした。そうしてむしろ抽象的でした。


もっと早く死ぬべきだったのになぜ今まで生きていたのだろうという意味の文句でした。

どこからも切り離されて世の中にたった一人住んでいるような気のした事もよくありました。

『明暗』夏目漱石


真理は急に寝返りを打って、今までとは正反対の事実を我々の眼の前に突きつける


今までも夢、今も夢、これから先も夢、その夢を抱いてまた東京へ帰って行く

『行人』夏目漱石


人間の不安は科学の発展から来る。進んで止まる事を知らない科学は、かつて我々に止まる事を許してくれた事がない。


人間全体が幾世紀かの後に到着すべき運命を、僕は僕一人で僕一代のうちに経過しなければならないから恐ろしい。

『それから』夏目漱石


ああ動く、世の中が動く


無理にも一等国の仲間入をしやうとする。だから、あらゆる方面に向つて、奥行を削つて、一等国丈の間口を張つちまつた。なまじい張れるから、なほ悲惨なものだ。牛と競争をする蛙と同じ事で、もう君、腹が裂けるよ


ぼくの存在にはあなたが必要だ。どうしても必要だ。ぼくはそれをあなたに承知してもらいたいのです。承知してください


何笑っても構わない。君が僕を笑う前に、僕は既に自分を笑っているんだから

世の中に分らない人間ほど危険なものはない。何をするんだか、何を考えているんだか安心が出来ない。

『門』夏目漱石


天が波を打って伸びかつ縮んだ。地球が糸で釣るした鞠のごとくに大きな弧線を描いて空間に揺いた。


彼は門を通る人ではなかった。また門を通らないで済む人でもなかった。要するに、彼は門の下に立ち竦んで、日の暮れるのを待



つべき不幸な人であった。

『夢十夜』夏目漱石


 世の中が何となくざわつき始めた。今にも戦争が起りそうに見える。

『三四郎』夏目漱石


夢だよ。夢だからわかるさ。そうして夢だから不思議でいい。

『抗夫』夏目漱石


正直に理想を云うと、死んだり生きたり互違にするのが一番よろしい。こんな事をかくと、何だか剽軽な冗談を言ってるようだがけっしてそんな浮いた了見じゃない。本気に真面目を話してるつもりである。


他人を試験するなんて罪な事をしないで、まず吾身で吾身を試験して見るがいい

『虞美人草』夏目漱石


月はまだ天のなかにいる。流れんとして流るる気色も見えぬ。地に落つる光は、冴ゆる暇なきを、重たき温気に封じ込められて、限りなき大夢を半空に曳く。乏しい星は雲を潜って向側へ抜けそうに見える。綿の中に砲弾を打ち込んだのが辛じて輝やくようだ。静かに重い宵である。


宇宙の謎を解くためには宇宙と同心同体にならねばならぬ

『草枕』夏目漱石


智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。


越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。

『坊っちゃん』夏目漱石


単純や真率が笑われる世の中じゃ仕様がない。


一人だって二人だって正しい事なら通りそうなものだ。

『倫敦塔』夏目漱石


およそ世の中に何が苦しいと云って所在のないほどの苦しみはない。意識の内容に変化のないほどの苦しみはない。使える身体は目に見えぬ縄で縛れて動きのとれぬほどの苦しみはない。生きるというは活動しているという事であるに、生きながらこの活動を抑えらるるのは生という意味を奪われたると同じ事で、その奪われたを自覚するだけが死よりも一層の苦痛である。


何の理窟も入らぬ、ただ生きたいから生きねばならぬのである。すべての人は生きねばならぬ。この獄に繋れたる人もまたこの大道に従って生きねばならなかった。同時に彼らは死ぬべき運命を眼前に控ておった。

『現代日本の開化』夏目漱石


真と云うものは、知らないうちは知りたいけれども、知ってからはかえってああ知らない方がよかったと思う事が時々あります

『二百十日』夏目漱石


 なれば世の中がわるいのさ。不公平な世の中を公平にしてやろうと云うのに、世の中が云う事をきかなければ、の方が悪いのだろう

『田山花袋君に答う』夏目漱石


 小生は小説を作る男である。そうしてところどころで悪口を云われる男である。

『一夜』夏目漱石


なぜ三人が落ち合った? それは知らぬ。三人はいかなる身分と素性と性格を有する? それも分らぬ。三人の言語動作を通じて一貫した事件が発展せぬ? 人生を書いたので小説をかいたのでないから仕方がない。なぜ三人とも一時に寝た? 三人とも一時に眠くなったからである。

『鬼哭寺の一夜』夏目漱石


塚も動けと泣く聲に

塚も動きて秋の風
夜すがら吹いて曉の
茫々として明にけり
宵見し夢の迹見れば
草茫々と明にけり

『西洋にはない』夏目漱石


俳句に進歩はないでせう、唯變化するだけでせう。イクラ複雜にしたつて勸工場のやうにゴタ/\並べたてたつて仕樣がない。日本の衣服が簡便である如く、日本の家屋が簡便である如く、俳句も亦簡便なものである。

『コンラッドの描きたる自然について』夏目漱石


せんだってもある人がコンラッドのようなものを描いてどこが面白いかと聞いたから、余は、自然の経過は人情の経過と同じような興味をもって読む事のできるものだ、普通のが人情小説なら、コンラッドのは自然情小説だと答えたくらいだから、余は日高君よりは一歩極端に走って、自然と人間を対等に取扱う境を通り越して、自然を主、人間を客と見た面白味をさえ解しているつもりである。

『心』広告文夏目漱石


自己の心を捕へんと欲する人々に、人間の心を捕へ得たる此作物を奨む。

『イズムの功過』夏目漱石


精神がこの屈辱を感ずるとき、吾人はこれを過去の輪廓がまさに崩れんとする前兆と見る。未来に引き延ばしがたきものを引き延ばして無理にあるいは盲目的に利用せんとしたる罪過と見る。

『野分』夏目漱石


学問は金に遠ざかる器械である。金がほしければ金を目的にする実業家とか商買人になるがいい。


理想のあるものは歩くべき道を知っている。大なる理想のあるものは大なる道をあるく。迷子とは違う。どうあってもこの道をあるかねばやまぬ。迷いたくても迷えんのである。魂がこちらこちらと教えるからである。

『水底の感』夏目漱石


水の底、水の底。住まば水の底。深き契り、深く沈めて、永く住まん、君と我。

黒髮の、長き亂れ。藻屑もつれて、ゆるく漾ふ。夢ならぬ夢の命か。暗からぬ暗きあたり。

うれし水底。清き吾等に、譏り遠く憂透らず。有耶無耶の心ゆらぎて、愛の影ほの見ゆ。


『マードック先生の『日本歴史』』 夏目漱石


マードック先生がわれらの現在に驚嘆してわれらの過去を研究されると同時に、われらはわれらの現在から刻々に追いられて、われらの未来をかくの如く悲観している。

『長塚節氏の小説「土」』夏目漱石


余が新しい作家を紹介するのは、ミルを以て自ら任ずると云うより、かかる無責任な評論家の手から、望みのある人を救おうとする老婆心である。