地球を一つの生命体と考える。その生命体から人間を見る。人間はどのように見えるのか?・・・医者がいたら何をするか?そのウイルスを除去する。
以上の話は漱石先生がいかに色々な材料を美事に処理されたかという一例にもなり、またどのような話でも、特に文学者の方に比較的不得手でありそうな科学的の話でも、よくその本質を理解されていたということを示す例としてもみることが出来ると思われる。またこれはほんの一例ではあるが、漱石先生の書かれたもののモデル詮議などをすることはいかにも意味のないことという気もするのである。
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